たかひろが考えて、考えて、考える!

青山繁晴さんの独立講演会で出会った方々に心を動かされて始めたブログです。 みんなで青山さんと一緒に考えて、考えて、考えましょう!

忘れられない一日

 昨日は学校帰りに尼崎まで行っていました。

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(写真、お送りくださってありがとうございます。お茶会でもご一緒できることを楽   しみにしています。)

 

 初めにいらっしゃった池田さんが心から尊敬なさる方に握手していただいて、沢山お話も頂いて、オーラを頂きました。

どっしり構えた佇まいと、力強い握手に、その方の生き様が少し垣間見えた気がします。

 その方がお帰りになった後に遥々東京から到着した剛一さんにもぜひ聞いていただきたかったので、ここに覚え書きとして残しておきます。

 

 その方が教えてくださったのは、いかにして人を育てるかということです。

コーチングという言葉をお使いになっていました。

一方的に教わり、一方的に教えるという関係はお互いにすごく楽な関係ですが、それではお互いに成長は望めません。

コーチングが出来る人は相手の良い面、悪い面をみて、良い面を使い、将来を見据えて悪い面を伸ばすことのできる人です。

一時的に上手くいけばいいだけなら、使える人材だけ使い、残りは切り捨てればいいのです。

しかし、長期を見据えるならば、使えないとされる人材を1年後に使える人材に地道に伸ばす必要があります。

 また、これは青山さんも記者時代に培った取材法として常々仰っていますが、相手から意見を引き出したければ、自分の意見を相手に伝えなければなりません。

教えてくれ、だけでは、何も教われません。

優れた講師は、相手に問いかけをしていきます。

人間の会話は相手が出し、自分が出し、の言葉の授受のことですから、教える教わるの関係もそうでなければ成立しません。

 

 人材育成のお話は池田さんの「インド人と中国人と日本人」のお話と繋がりますね。

また、毎度仰る「自分を語れる人になってください」というお言葉とも繋がります。

自分を語れなければ、相手も自分を語ってくれません。

 また勉強になりました。

 

 また、プロの身だしなみのマナーも初めて聞くことばかりで驚きの連続でした。

ポケットの蓋、学生服にもついていて、何のために付いているのか不思議だったのですが、雨や埃が中に入ってしまうのを防ぐためなのだそうです。

つまり、屋内で蓋を外に出していると、その建物が雨漏りしているというような意識を持っていることになってしまうのです。

室内に入れば中に入れる、外に出れば外に出すというのが正しいマナーなのだそうです。

特にパーティーなどに参加する際は外に出しておくのは禁物なのだそうです。

 また名前の刺繍が右にあればオーダー品、左にあれば既製品なのだそうです。

 それと、ワイシャツの胸ポケットですが、あれは日本独特の風習なのだそうで、欧米では胸ポケットはないそうです。

 

 尼崎駅に着いたとき、駅の大きさに驚きました。

尼崎で降りたことって、よく考えると初めてです。

また、帰りは剛一さんを新大阪までお見送りしたのですが、尼崎から新大阪まで200円という運賃に大阪との近さをしました。

よく考えると、神戸より東に行くとなると大阪で降りることしかありませんでしたから、その間の地域はどうしても意識が向かなかったのです。

これもまたひとつ勉強です。

 剛一さんの新幹線まで時間があったので、それまで新大阪で大学生活や卒業後の進路についての話など、話が弾みました。

 

 みなさんの温かい人柄に包まれて、忘れられない一日となりました。

ありがとうございました。