異国の海でも
青山さんのひとことで本当に行ってきた隠岐の島。
竹島の現実を自らの目で確かめ、隠岐の島の人々の温かさ、国境の緊張感。
読み聞きで学ぶのと、現場で学ぶのとでは、入ってくるものが全く違う事を学べました。
ブックスマートとストリートスマート。
アメリカでよく使われる言葉だそうです。
学びは、この両輪を回して、初めて力になります。
その隠岐の島へ行くため、境港から高速船に乗り、船が出港したときのこと。
他とは明らかに違う存在感。その船が上の写真の船でした。
海上保安庁の巡視船「おき」
大きく真っ白な船に日の丸がはためいている姿に、わが祖国の大きさを改めて教えてもらい、国の護りある上にぼくらの生活があることに心から感謝できました。
最近、海外の海上保安機関向けとしては初めて、海上保安庁の巡視船が供与されるというニュースがありました。
気になって調べてみるとびっくり。
なんと、供与される二隻のうちの一隻がこの「おき」だったのです。
青山さんによると、ベトナム海軍の士官が日本を訪れた際に、日本には立派な軍艦があるんだと驚いている先をみると、海上保安庁の巡視船だったとのこと。
中国が無法な拡大を広げている今、技術力の塊である空海軍に関しては特に、発展中の国からみると、世界のトップバッターの日本の技術は頼りにされているのだと思います。
このような事から始めて、兵器の本格的な輸出をしていくことが、安い中国製の武器の蔓延するアジアの安全保障を変えていくことになります。
アジアのリーダーは日本です。
国民一人一人がその意識を持たなければならないのだと思います。
マレーシアでも、海の安全を守るために活躍してくれることを願います。
それに、新しい「おき」が建造中とのこと。楽しみです。