考えるきっかけ
自国の大統領の退陣をめぐっての、お祭り騒ぎ。
もともとはあなたたちが選挙で選んだのではなかったですか?
問題まみれでも、一応は選挙で代表を選ぶ民主主義の国。
民主主義、人権、立憲主義。
こんな言葉を並べる方は、正直苦手です。
自らの権利のみ主張して、それで国家が上手くいくはずがないと思うのです。
民主主義、ということは、国民が主ということ。
つまり、国民が「責任」をもって、国家の主人公になるということ。
大統領でも総理大臣でも、ぼくたちのただの代理人。
その失態を、人ごとのようにお祭り騒ぎ。
ぼくたち日本人も、ただその様子を馬鹿にするのではなく、自分を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
国は国、お上はお上。
どこか人ごとのように見ている面もあると思います。
自分が国を動かしているという自覚が必要です。
拉致被害者を最後のひとりまで取り返すことも、ぼくらの領土、憲法、教育をどうするかも、決めるのはぼくたち。
ぼくたちの民主主義とは何なのか。ちょっと立ち止まって考えなおしてみる。
すぐお隣の困った国を切っ掛けにして、さらに自分を高めていけるといいですね。
記念艦三笠にて。