たかひろが考えて、考えて、考える!

青山繁晴さんの独立講演会で出会った方々に心を動かされて始めたブログです。 みんなで青山さんと一緒に考えて、考えて、考えましょう!

ぼくたちの領土

www.sankei.com

 

 産経新聞に韓国の議員団が竹島に上陸したニュースが載っていました。

なぜ日本の領土なのに、韓国の議員は上陸出来て、日本人は上陸できないのでしょう。

この記事に、ぼくが隠岐でお話を聞いてきた八幡昭三さんの冷静な意見と怒りの声が報道されています。

八幡さんは、竹島隠岐の島をはじめとした日本の漁師さんの生活の一部であったという事を教えてくださいました。

竹島周辺は日本海側でも特に良い漁場で、大量でしかも良質なアワビなどの魚介類、それにアシカも沢山捕れたそうです。

 

 この記事に「竹島島根県隠岐の島町)」と書かれている通り、自治体としても、島根県であり、隠岐の島町の一部なのです。

考えてみてください。

あなたの住んでいる住所には「・・・町」と書かれていて、その同じ住所の場所で行けない場所がある。

危険だから、重要施設だから、という理由ではなく、日本国民である限り誰も行けない。その自治体の役人も行けない。

船ですぐに行ける島なのに、そこが自分の家と同じ住所なのに行けない人がいる。

 

 こちらが八幡さんです。

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 肺気腫に侵されてしまい、今はずっと横になってらっしゃって、声もなかなか出ないのを必死に出して話してくださいました。

八幡さんの叔父さまが書かれたこの詳細な地図で、漁師から見た竹島を教えていただきました。お父様や叔父さまが仰ったことを詳しく覚えてらっしゃって、島の説明をしてくださいました。

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「ア」とあるのはアワビが良く獲れたところ、東ノ島の緑の面はネギ畑です。

竹島は非常に環境の厳しい島だそうで、ほとんどの作物は育たないそうですが、ネギだけは植えるとよく育ったそうです。

そのネギ畑の真ん中あたりに「日露戦争ノ番小屋」とある通り、日本軍の見張り小屋もあったこともお話しくださいました。

西ノ島の「〇ノ所ニ岩ノ間ヨリ清水出ル」と書かれた所では真水が出たそうです。

日本の漁師さんは竹島でこの真水も利用されていたそうです。

この地図の詳細さから、漁師さんがいかに良い漁場として大切にされていたかがわかります。

 

 こんな記録を見聞きしていて何より感じたのは、竹島が日本の漁師さんの生活の一部だったこと。

普通の生活の一部でしかなかった竹島が、突然隣の国家に侵略されてしまったのです。

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八幡昭三さんの叔父さまの八幡伊三郎さんの名前が入っています。

 

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 こちらは最近オープンした歴史館の資料です。

1トン以上という、アワビの量とは思えない数字が記録されています。

こんなに獲れたアワビが、韓国が侵略して乱獲するとひとつも残らないのですから、どんな獲り方をしたのかが想像できます。

日本の漁師さんとのモラルの違い、国民のレベルの違いがわかりますね。

こんなに豊かな漁場を荒らされてしまって、本当に悔しいです。

それどころか、領土問題のないところで海上保安庁の船が日本の漁船を通さない形になってしまったり、赤珊瑚を獲られてしまい、そこに質の悪い網を残していかれるという中国の侵略も始まりつつあります。

小笠原や石垣でも、日本が放っておくとやがて竹島と同じ事態を繰り返すことになってしまいます。

 韓国のふざけた議員団の上陸や中国の沿岸警備隊や武装漁船の挑発をきっかけとして、改めてぼくたちの領土を見つめ直し、中国の侵略を許さずに韓国から竹島をなんとしても取り返すという気持ちを国民みんなで持っていくことが大切ではないでしょうか。

 最前線の方々の努力を無駄にしないためにも、みんなで取り返しましょう!