現代アートに挑戦する青山繁晴展
京都で開催された青山さんの現代アート展。行ってきました。
みなさんともに、「わからん!」というのが基本的な感想の様です。
ただ、青山さんの仰る通り、それでこそ現代アート。
ぶち壊すのが現代アート。
だから、それで、いや、それがいいのだと思います。
それに、「わからん」からこそ、考えることができるのだと思います。
ぼくの感想はというと、行ってよかった!
京都までの距離も考えると時間的に参加は厳しいと考えていたのですが、頑張って行きました。
なぜなら試験期間中のため、次回の独立講演会に参加できないからです。
池田さんのお言葉、
「時間は作らんとできひん!」
その通り、作れば時間は出来ました。ある、ない、ではなく、作る。
少し早起き。電車の中で課題をこなす。
こんなことくらいで時間は作れました。
さて、京都に付くと、はらちゃんさんと長谷川先生は画廊を出られた後、池田さんたちはまだ到着なさっていない。そのタイミングでぼくは鑑賞していました。
結構じっくり、たっぷりです。
お客さんも少ない時間でした。
生きるってなんなんだろうという、生きているものなら誰しも抱える超難問に対峙する時間でした。
こういう機会になると、自分が普段どれだけの謎の上に存在しているのかを思い出しますよね。
とにかく、行ってよかったです!
青山さんがやりたかった事が、ほんの少しわかった気がします。
なんなのかはわからない。でも、確実に得られたものがありました。
みなさんもそうじゃないでしょうか。
破壊と創造。
古きものと新しきもの。
時間があったので写真もたくさん撮りました。ぜひご覧ください。
壊すのが現代アート。
魂は死なないよ、みんな。
このひとことで芸術。
いちばん好きなのは?と聞かれたら、これ!
意外かもしれませんが、これ。
KISSなんて一曲も知りませんが、これです。
壊せたか
すごいインパクトのレコードにひとこと。
好きなのを選べと言われれば、やっぱりこれです。
なんか、よくないですか??
深く淡く生きる 繁晴
池田さんのお気に入りの作品。
ぼくも、これは立ち止まって見ていました。
特製 葉隠弁当
特製 脱私即的弁当
この時計、動いてます。
横の言葉が不思議でした。どういうことだろう。
どこに帰るのだろう。どこに帰ろう。
キャンバスのアクリル画は不思議な作品が多かったけれど、ある意味一番わかりやすかったかもしれません。
「男」と「女」は、「はー、なるほど、そうかも、」と思わず呟いてしまいました。
言葉にしろと言われれば無理ですが、なんとなく何かが分かったような気がします。
人間の中身って、確かな輪郭もなく、色の境目もはっきりわからない。
そんな形の掴めないものだからでしょうか。
言葉に表せないから絵にかく、言葉を使わずして相手にどう伝えるか。
芸術って面白いですね。
辛口の中にあるやさしさ。究極の雑談力。
行けなかった方も、すこしでも画廊の雰囲気を味わってくださればと思い、写真もいっぱい撮って、いっぱい貼りました。