たかひろが考えて、考えて、考える!

青山繁晴さんの独立講演会で出会った方々に心を動かされて始めたブログです。 みんなで青山さんと一緒に考えて、考えて、考えましょう!

ささえてくれるもの

 家に帰ると容赦なく襲ってくる睡魔。

前ならば負けていました。

今は、身体の芯から溢れ出る何かに支えられています。

生活習慣が変わったわけではなく、むしろ、睡眠時間はじわじわと短くなり、悪い方向に進んでいる一方です。

それがなぜか、以前は耐えられなかったことに耐えられるようになってきました。

生活習慣と湧いてくる力、この二本のグラフは交差しています。

 では、以前と何が違うのか。

変わったことは沢山ありますが、やはり、世界を大きく見てみるようになったことでしょうか。

分からないなりにも、ズームレンズの鏡筒を回し、世界を大きく見る。

ときには逆に回して、ぐっと、アップで観察してみる。

わからないことばかりでも、ぶつかる壁は多くても、進むべき方角は見えてきました。

 

 青山さんが激務に徹夜の日々を乗り越えられるわけ。

プロの指導の下での鍛錬はもちろんですが、そのいちばんの理由がすこし分かった気がします。

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池田さんが青山さんの個展でいただいてきてくださいました。

ありがとうございます。

現代アートに挑戦する青山繁晴展

 

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 京都で開催された青山さんの現代アート展。行ってきました。

 

 みなさんともに、「わからん!」というのが基本的な感想の様です。

ただ、青山さんの仰る通り、それでこそ現代アート

ぶち壊すのが現代アート

だから、それで、いや、それがいいのだと思います。

 それに、「わからん」からこそ、考えることができるのだと思います。

 

 ぼくの感想はというと、行ってよかった!

京都までの距離も考えると時間的に参加は厳しいと考えていたのですが、頑張って行きました。

なぜなら試験期間中のため、次回の独立講演会に参加できないからです。

池田さんのお言葉、

「時間は作らんとできひん!」

その通り、作れば時間は出来ました。ある、ない、ではなく、作る。

少し早起き。電車の中で課題をこなす。

こんなことくらいで時間は作れました。

 

 さて、京都に付くと、はらちゃんさんと長谷川先生は画廊を出られた後、池田さんたちはまだ到着なさっていない。そのタイミングでぼくは鑑賞していました。

結構じっくり、たっぷりです。

お客さんも少ない時間でした。

 

生きるってなんなんだろうという、生きているものなら誰しも抱える超難問に対峙する時間でした。

こういう機会になると、自分が普段どれだけの謎の上に存在しているのかを思い出しますよね。

 

 

 とにかく、行ってよかったです!

青山さんがやりたかった事が、ほんの少しわかった気がします。

なんなのかはわからない。でも、確実に得られたものがありました。

みなさんもそうじゃないでしょうか。

 

破壊と創造。

古きものと新しきもの。

現代アート

 時間があったので写真もたくさん撮りました。ぜひご覧ください。 

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 壊すのが現代アート

 

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 魂は死なないよ、みんな。

このひとことで芸術。

 

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いちばん好きなのは?と聞かれたら、これ!

意外かもしれませんが、これ。

KISSなんて一曲も知りませんが、これです。

 壊せたか

すごいインパクトのレコードにひとこと。

好きなのを選べと言われれば、やっぱりこれです。

なんか、よくないですか??

 

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 深く淡く生きる 繁晴

池田さんのお気に入りの作品。

ぼくも、これは立ち止まって見ていました。

 

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特製 葉隠弁当

 

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特製 脱私即的弁当

 

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この時計、動いてます。

横の言葉が不思議でした。どういうことだろう。

 

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どこに帰るのだろう。どこに帰ろう。

 

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 キャンバスのアクリル画は不思議な作品が多かったけれど、ある意味一番わかりやすかったかもしれません。

「男」と「女」は、「はー、なるほど、そうかも、」と思わず呟いてしまいました。

言葉にしろと言われれば無理ですが、なんとなく何かが分かったような気がします。

人間の中身って、確かな輪郭もなく、色の境目もはっきりわからない。

そんな形の掴めないものだからでしょうか。

 

言葉に表せないから絵にかく、言葉を使わずして相手にどう伝えるか。

芸術って面白いですね。

 

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辛口の中にあるやさしさ。究極の雑談力。

 

 

行けなかった方も、すこしでも画廊の雰囲気を味わってくださればと思い、写真もいっぱい撮って、いっぱい貼りました。

 

 

 

異国の海でも

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 青山さんのひとことで本当に行ってきた隠岐の島。

竹島の現実を自らの目で確かめ、隠岐の島の人々の温かさ、国境の緊張感。

読み聞きで学ぶのと、現場で学ぶのとでは、入ってくるものが全く違う事を学べました。

ブックスマートとストリートスマート。

アメリカでよく使われる言葉だそうです。

学びは、この両輪を回して、初めて力になります。

 

 その隠岐の島へ行くため、境港から高速船に乗り、船が出港したときのこと。

他とは明らかに違う存在感。その船が上の写真の船でした。

海上保安庁の巡視船「おき」

大きく真っ白な船に日の丸がはためいている姿に、わが祖国の大きさを改めて教えてもらい、国の護りある上にぼくらの生活があることに心から感謝できました。

 

 最近、海外の海上保安機関向けとしては初めて、海上保安庁の巡視船が供与されるというニュースがありました。

気になって調べてみるとびっくり。

なんと、供与される二隻のうちの一隻がこの「おき」だったのです。

www.sankei.com

 

www.jmd.co.jp

青山さんによると、ベトナム海軍の士官が日本を訪れた際に、日本には立派な軍艦があるんだと驚いている先をみると、海上保安庁の巡視船だったとのこと。

中国が無法な拡大を広げている今、技術力の塊である空海軍に関しては特に、発展中の国からみると、世界のトップバッターの日本の技術は頼りにされているのだと思います。

このような事から始めて、兵器の本格的な輸出をしていくことが、安い中国製の武器の蔓延するアジアの安全保障を変えていくことになります。

アジアのリーダーは日本です。

国民一人一人がその意識を持たなければならないのだと思います。

 

 マレーシアでも、海の安全を守るために活躍してくれることを願います。

それに、新しい「おき」が建造中とのこと。楽しみです。

雑談力

雑談力。

 

外交、安全保障、テロ対策、資源、 文化、文学、美術、音楽、スポーツ…

目の前のペン一本から話を無限に広げる力。

 

学校の成績がいいだけでは誰も相手にしてくれない。

雑談力があれば、どんな相手とも話が出来る。

 

その言葉を、ちょっぴり実感する瞬間がありました。

 

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再考 ぼくらの竹島。隠岐の島から。 その一 書きかけ

 

nicozon player

(テレビの取材。この映像に出てくる場所はほとんど連れて行っていただきました。)

竹島の地先権を持つ隠岐島の八幡昭三氏 by Ralikkumakun9 政治/動画 - ニコニコ動画(青山さんの解説。アンカーの放送です。取材映像もあります。)

竹島漁の記憶を伝える八幡昭三さん : マダムの部屋

(実際にいらっしゃった方もいらっしゃいます。)

最前線の夜明け|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

(青山さんの前ブログの記事)

http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima02/takeshima05/index.data/sankeihatou-graph.pdf#search=%27%E5%85%AB%E5%B9%A1%E6%98%AD%E4%B8%89%27

 

韓国に奪われた「宝の島」 竹島“最後の漁師一家”の思い語り継ぐ(1/3ページ) - 産経WEST

(産経の記事)

http://oki-jc.jp/modules/nmblog/trackback.php?aid=23

(青山さんの講演を企画した青年会議所のページ)

 

ぼくの鞄にいつも付けているキーホルダーがあります。

これ、実は隠岐の島での頂きものです。

青山さんが竹島の事をお話される際に毎度仰る、「隠岐の島というゲンバに行って、みなさんの目で実際に確かめてきてください。」のひとことに心動かされて、初参加の独立講演会で青山さんに質問したところ、野村さんという方を紹介していただき、隠岐へ行くことが実現しました。

その隠岐の島で、竹島の生の証言を聞かせて下さった八幡昭三(しょうざ)さん。

その息子さんがお作りになっているものです。

 

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 八幡さんの工房にて。

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これは何かと申しますと、黒曜石細工です。

実は、隠岐の島は黒曜石の名産地なんだそうで、八幡さんはこれを加工しています。

黒曜石に浮かぶかわいらしい動物の模様は、韓国の侵略前は竹島で最高品質のものがとれたアワビです。

下の写真を見ていただくとわかるのですが、左がアワビを入れる前、右がアワビが入った状態です。

そうです、石を掘りぬいてそこにピッタリ埋め込むのです。

大きく見えるかもしれませんが3センチもないものです。それにピッタリはめ込もうと思うと、どれほどの技術が必要か、素人のぼくでもとてつもなく難しいことだけはわかります。

八幡さんによると、ほかの業者の方はレーザーで加工しているんだろうと疑うそうですが、レーザー加工ではアワビが真っ黒に焦げてしまい不可能だそうで、長年の研究の末、やっと技術の確立ができたそうです。

 

 

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