たかひろが考えて、考えて、考える!

青山繁晴さんの独立講演会で出会った方々に心を動かされて始めたブログです。 みんなで青山さんと一緒に考えて、考えて、考えましょう!

general Yamashitaとシンガポール その1

 

 やっと中間考査もほぼ終わり、月曜の物理が終わると完全に終了です。

やっと、ブログが書けますし、青山さんのお話も聞きたい放題。

至福の時間を過ごしている、今この瞬間です。

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 今年の三月末。高校受験が無事終わり、一息ついた春休みに祖父母と三人、シンガポールに行っていました。

初めての外国でしたので、日本とは違う人々や言葉はものすごく新鮮でした。

とにかく土地がないので、上に上に拡張していくしかないシンガポールの街並みは壮大でしたが、もしここに地震がくるとほとんどのビルが倒れるのでしょう。

いかに日本の地震が恐ろしいものか、東京の風景と比べてよくわかりました。

 

 

 青山さんがよく「戦争記念館に行ってみるといい」と仰っているのを思い出し、ホテルで職員の方に、シンガポールの戦争記念館はどこにあるか聞いてみると、これが次から次に言葉があふれ出てくるおじさんで、聞き取るのが大変でした。

実はびっくりするくらい英語の成績が悪く、苦手中の苦手ですが、その50歳くらいの、スーツをビシッと着こなしたホテルマンの話を自分の知識と重ねながら聞いていると、何となく言っていることはわかりました。

 大方の内容はこうです。

 

 イギリス軍は、海から日本軍がやってくると信じ込んでいたんだよ。

 だから大砲は全部海の方を向いていた。

 それが帝国陸軍のgeneral Yamashita は、なんと、あの長い長いマレー半島を下っ    

 て、はるばる陸路で攻めてきたんだ。

 イギリス軍は慌てふためいて、あっという間に降伏してしまったのさ。

 ニッポンはとにかく強かった!

 

 

少し日本語を交えながら話す彼は、延々とそんな話をしてくださり、その会話の端々から山下中将への、そして日本へのリスペクトの気持ちが感じられました。

一般的な、陸軍の軍人は悪かった、というイメージとはかなり違いますよね。

そのホテルマンが教えてくださったのがセントーサ島にあるシソロ砦です。

 

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 セントーサ島とは、あの小さな小さな都市国家シンガポールにある小さな島で、昔は軍事要塞、今は観光島となっています。

ユニバーサルスタジオなどのテーマパークや施設がたくさん入っており、家族で遊びに行かれる方が多い場所です。入って行くと、本家より明らかに大きなマーライオンが出迎えてくれます。

 

 そんな華やかな場所には目もくれず、車の通りの少ない道を進んで行くと、古風な大砲群とユニオンジャックが見えてきます。

ここが、シロソ砦跡です。

現在は、戦争の記録を紹介する施設になっています。

足腰の弱い祖母も一緒でしたから、細かいところまで見られませんでしたが、興味深いところも多々ありました。

このシンガポールの戦いから、自分なりに帝国陸海軍の南方作戦について調べ、山下中将がどんな軍人でいらっしゃったのか考えてみたいと思います。

 

 続く。。。